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【ハイエース】普段使いもするならスーパーGLかDXか?【一人親方】

仕事にレジャーに。大活躍間違いなしのハイエースですが、いざ購入するときはグレード選びに迷いますね。

なかでも、仕事でメインに使い、さらに休日に普段使いもするという職人さんはよく見極めてから購入することをおすすめします。

その昔、筆者は乗っていた100系ハイエースの故障によって必要に迫られてDXを購入しましたが、普段使いをするなかでふと思ったのが「やっぱGLにしておけばよかった」です。後悔しちゃったクチです。

そこで今回は、ハイエースのグレードである「スーパーGL」と「DX(デラックス)」の特徴と違いや筆者が使ったハイエース用のグッズついて紹介します。また、筆者の後悔も少し書き綴りますので、参考にしながら悔いのないハイエースライフを送りましょう。

親方
車内は仕事の合間の癒しスペース。
よい環境づくりがいい仕事につながるよな

※今回はナロータイプの比較です。

ハイエース、スーパーGLとDXの違い

スーパーGLとは?DXとは?

商用車としてのイメージが強いハイエースですが、装備品の観点では大きく2グレードに分かれています。装備品が一般的な乗用車と遜色のない「スーパーGL」必要最低限の装備で価格を抑えている「DX(デラックス)」です。

商用車に縁のない方からすると「どこが違うのでしょうか…?」という感想も聞こえますが、似て非なるものです。比較した本人的には圧倒的に違います。

大きいところから細かいところまで違いがありますので、グレード選びの参考にしてください。

外観の違い

外観は機能面から見ると大きな違いはないですが、パッと見ですぐわかります。一つひとつ解説していきます。

グリル・ミラー・ドアノブ・グレードエンブレムのメッキ

ハイエースの外観で目立つのがメッキパーツ。スーパーGLを選ぶとフロントグリル・サイドミラー・ドアノブ・リアガーニッシュ・車名とグレード名のエンブレムがシルバーメッキ仕様になります。

対して、DXではフロントグリルはシルバー塗装、ドアノブやリアガーニッシュは樹脂のブラックで車名とグレード名エンブレムはシールです。

メッキパーツは乗用車に乗っている分には「付いていて当たり前」の存在ですが、無いと想像以上にチープに見えます。購入する前は「DXの方が無骨でカッコいい」などと思っていましたが、無いものには憧れてしまいます。

後付けのメッキパーツもあるので、気になるときはチェックです。

選べる色が違う

ハイエースのスーパーGLとDXでは選択可能なボディカラーも違います。以下に表にしてまとめました。

スーパーGL DX DX GLパッケージ
ホワイト
ホワイトパールクリスタルシャイン
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
シルバーマイカメタリック
グレーメタリック
ブラックマイカ
ボルドーメタリック
ライトイエロー
ダークブルーマイカメタリック

見ての通り、ハイエースは高級そうに見えるボディカラーであるパール系・ボルドーメタリックなどはスーパーGLのみが選択可能となっています。ホワイトパールクリスタルシャインはオプション料金(税込33000円)がかかりますが、人気色のためリセールバリューが見込めます

DXからは選択できる色が限られるため、目当てのボディカラーがあるときは注意です。また、DXではバンパーの標準装備が樹脂の黒いやつ=「素地」です。DXでカラードバンパーにしたいときには交換か塗装かGLパッケージを選択するかの三択になるかと思います。

あと、DXではどうしても商用ハイエースによく見られる色しか選べないため、どれを選んでも見た目が「普通の商用ハイエース」となります。

ディーゼルエンジン搭載モデルなどではスタート価格が高いのに普段使ってきた装備や選べるオプションが少ないため、装備が充実した乗用車からの乗り換えのときは覚悟が必要です

ライト類

ハイエースはコンライト(オートライト)やフォグライトもスーパーGLとDXで違いがあります。ヘッドライトの標準設定はどのグレードもハロゲンヘッドライトで同じですが、GLではコンライトとLEDフォグランプが標準装備です。DXはオプションにて設定可能です。

テールランプもDXにはハイエース発売当初から据え置きデザインのタイプのもので、見た目がGLと比べると一昔前の印象を受けるため、グレード間の差を感じさせられます。

ミラーの形状

ミラーの形状がグレードごとに異なります。スーパーGLは電動格納式ドアミラー(助手席側ワイドビュー)でメッキ仕様が標準装備になります。外観がGLに似ている「GLパッケージ」ではメッキ部が素地の仕様になっています。

DXは6型(2020年~)から助手席側サイドミラーがフェンダーミラーからドアミラーに変更になり、少し商用車感がやわらぎましたが、形状はGLと比較するとチープなものとなっています。


でも、DXのミラーは見やすいので「これじゃなきゃ!」というこだわり派の方も。

親方
折りたたみと角度調整をする必要がないならDXのミラーで充分

ガラス

ガラスはリヤとサイドのガラスがスーパーGLではプライバシーガラス、DXではUVカットグリーンガラスがそれぞれ標準装備(GLパッケージもプライバシーガラス)です。

DXのガラスをプライバシーガラスへ変更する場合、オプション料金が16500円(税込)かかります。

ラジオアンテナ

スーパーGLはガラスアンテナ、DXはピラーアンテナです。ピラーアンテナは針金のようなアンテナがびよーんと伸びた形で、よく折れがちです。最近の乗用車では見ない形です。

ピラーアンテナからガラスアンテナへは後からの変更が難しいので、好みに合わせて選びましょう。このような小さい違いを見逃すと、積み重ねが後悔に変わります…。

針金アンテナは全部伸ばすとラジオの電波の受信感度がいいのですが、よく車庫のシャッターに引っかかっていました。それが嫌で下の画像のショートアンテナを取り付けてみたのですが、感度は針金アンテナに比べるとあまりよくありません。後戻りができないカスタムなので、ちょっと後悔しています。

ハイエース ショートアンテナキット標準/ワイドボディ対応058(ホワイト)1型〜6型CRS ESSEX

内装の違い

内装は使い心地に大きく関わる部分が多いため、こだわると快適性が上がります。DXでもカスタムである程度改良できますが、カスタム費を考えると最初からスーパーGLを選んだ方が…となる場合も多々あります。

前席の乗車人数

DXは前席の乗車人数が3人です。運転席と助手席の間には補助椅子(?)がついており、後ろに多くの荷物を積んでいても3人は乗車が可能です。しかし、この補助椅子に人が乗っているのはかなり珍しいのではないかと思います。※一部仕様を除く

スーパーGLでは補助席の部分がセンターコンソールになっており、小物いれておくのに(といってもかなりの収納力)便利です。ネットなどで売られているアームレスト(肘置き)を付ければ、より快適になりますよ。

シートの形状・材質

座り心地に大きく関与するシートの形状は、スーパーGLがヘッドレスト分割型で表面素材がトリコット、DXとDXGLパッケージは一体型で表面がジャージ素材です。

リヤシートはGLがスライド(2段階調整式)・リクライニング、分割式ヘッドレストが標準装備ですが、DXでは2列目以降の座席はヘッドレストもリクライニングなしの貨物積載仕様になっています。DXのリアシートは立体成形されていないフラットなものでクッションも少ないため、長時間の移動では足・腰・背中が痛くなります。

後部座席をよく使う方はGLが断然おすすめです。

成形フルトリム

スーパーGLではドアステップやスライドドア&クォーターなどの内装が成形フルトリムで形づくられているのに対し、DXは鉄板に茶色(MDF)のパネルが貼られたすっきりとした内装になっています。

さらにGLではフロアマットがベロアニーバンで、DXではオレフィンマットが標準装備です。DXのほうは作業用の車としては気をつかわずモノを積めることが利点です。

しかし、日常用にも使うとなるとちょっと男らし過ぎる印象を受けます。フルトリムでは遮音性も多少違うかもしれませんし、あるとないとではだいぶ印象が違います。


親方
やはりキーワードは「漢」

機能の違い

スーパーGLには便利で機能面が高いものが標準でつけられていることが多いので、機能でグレードを選ぶのは賢い選び方といえます。

ルームランプ類

スーパーGLのルームランプはLEDダウンライトが標準装備になっていますが、DXだとLEDダウンライトはオプション設定もありません

しかし、後付けは比較的簡単に取り付け可能ですし社外品も豊富なので、この選択肢が多さはハイエースならではですね。

オーディオ・スピーカーの数

オーディオは純正ナビ・オーディオはオプション設定で共通ですが、スピーカーの数が違います。GLが4スピーカー(前席ドア両側+荷室両サイド)が標準装備なのに対し、DXはフロントの2スピーカーだけとなっています。

空調

ハイエースの空調はグレード間の違いが大きい部分だと思います。スーパーGLは前席にオートエアコンが標準装備されていますが、DXはダイヤル式のエアコンです。

また、ハイエースは後席のエアコンとしてリアヒーターとリアクーラーが別に設定がありますが、GLが標準でついているのに対し、DXではオプションです。荷物しか載せない方ならば問題ないですが、人を乗せるとなると無いと厳しいときがあります。(断熱が弱いので、寒暖の影響を受けやすい)

リアヒーターは27,000円(税込)、リヤクーラー59400円(税込)となかなか高額なため、これらを付けるならGLを考えてもよさそうです。

親方
効きすぎるけど、ないとキツいんだよな

スライドドア・バックドアのイージークローザー

DXを使ってみてあるといいなと思ったのがスライドドアとバックドアのイージークローザー(半ドアを完全に閉めるサポートをする機能)です。例に漏れずスーパーGLには標準装備です。

ハイエースのスライドドアは面積が大きい分、重量が重めです。ですので、乗り慣れていない方が閉めると半ドアになるケースがけっこうあります。今どきの車はイージークローザーやパワースライドドアは付いていて当たり前の機能なので、子供なんて「何このドア?」「壊れてる?」というリアクションも…。

イージークローザーはDXにはオプションが無いので、欠かせない方はGL一択になります。後付けキットもあるようですが。


 

購入したのはハイエースGLパッケージ

筆者が現役のとき100系ハイエースの故障により購入したのが3型の「DX GLパッケージ」でした。このグレードは外観をGLに似せていますが中身がDXそのままという仕様です。

内装は仕事で傷だらけになるだろうと思い、鉄板むき出しのDXを選びました。他にも以下のような特徴があります。

  • カラードバンパー(ボディと同色のバンパー)が標準装備
  • サイドミラーが電動格納式(パタンと倒れる)
  • スチールホイール用にハイグレードタイプのフルホイールキャップが標準装備
  • アウトサイドドアハンドルとバックドアガーニッシュのメッキ仕様が標準装備

筆者は狭い車庫に駐車する予定でいたので電動格納は必須と思い、当時はGLパッケージが最適解という判断をしました。

しかし、これだけでは日常使いでは正直不便かもしれないと予想しメーカーオプションを2つオーダーしました。

つけたオプション① 両側スライドドア

200系ハイエースに乗る以前は運転席側にスライドドアがないモデルの100系ハイエースに乗っていました。日々使うなかで「どうしてスライドドアは片側しかないのか?」と乗り降りや荷物の積み下ろしの際に思っていました。

そこで、200系では両側スライドドアをオーダーしました。運転席から後席にすぐアクセスできるのは思ったよりも便利で、仕事で使う際は後席の運転席側にすぐ使いたい道具を積み込んでいました。運転席側スライドドアはバックドアや助手席側スライドドアと比べたら導線を一気に縮められるので、一人で使う場合はおすすめです。

つけたオプション② 後席クーラー&ヒーター

DXのエアコンは標準だと前席のみの搭載です。しかし、室内空間が広いハイエースでは前席のエアコンのみでは後席の温度をコントロールするのは難しく、夏と冬の後部座席での温度は快適とは程遠いものです。

そこで筆者はオプションにてリアクーラーとリアヒーターを付けました。使った感じは「よく効く空調だな」という印象です。快適でしたし、真夏や真冬以外では使っていると効きすぎるくらいの印象を覚えました。

快適だったんですが欠点をあえて挙げるとするならば、風量のコントロールが運転席からしづらいことがありました。運転席には後席クーラーのオンオフボタンしかなく、クーラーの風量調節は後席と前席の中間の天井部分、ヒーターのオンオフや風量調節は助手席後ろのピラーのふもとについています。

どちらも運転席からの距離でいうと「頑張れば手が届く」という位置で、運転中の調節はやめておこうというレベル。本当に後席に座った人用なんだなと思わせてくれました。

そんなリアクーラー&リアヒーターですが、極端に寒い・暑い時期にはとても役に立ったなと感じます。前席だけのエアコンだけでは「オプション付ければよかった」とグチっていたことでしょう

親方
快適を突き詰めるとGLとの価格差が縮まってくるな

ハイエースDXについててほしかった機能

ハイエースDXの開発の重点は荷物を積むことに終始しますよね。ですから荷物を力強く運ぶこと以外の機能は簡略化され非常にシンプルに作られています。

しかし、毎日いろんなものを運搬する方や長い時間運転する方には「最低でもこの機能付いててほしかった!」なんて思っている方もたくさんいらっしゃることでしょう。

私にもそう思う機能が何個かありましたので紹介します。

スライドドア・バックドアのイージークローザ―

イージークローザーはスライドドアの半ドア防止機能。ドアを半ドア状態から完全に閉まるまで機械的に引き寄せる機構で、よく半ドアになりがちなハイエースの大きく重いドアについていると便利です。

最近の乗用車では自動ドア的なパワースライドドアが搭載されているのも珍しくありませんよね。しかし、ハイエースのDXではイージースライドの搭載はされていません。オプションですら設定できません…

頻繁に開け閉めが必要なときなどは、毎回力を込めてドアをバーンと閉めなければならずけっこうストレスになります。あと、ハイエースに不慣れな方からすると思った以上にスライドドアが重いらしく、何回閉めてもらっても半ドアという事態に陥ります。

調整できる間欠ワイパー

だいたいの車は間欠ワイパーの動くタイミングを5段階くらいで調整できますよね。DXではその調節ができません。いつも一定の間隔で動きます。

自分で書いていてもすごく細かいことだよなーと思うのですが、私は雨天時に適切な頻度で動くワイパーになっていないとなんだかムズムズする性分です。そんな理由で時間調整式間欠ワイパーは付いていてほしかったと思う機能です。

オートエアコン

DXではオートエアコンの設定がありません。DXを購入すると決めた時は「オートエアコンはなくてもいいか…」と思っていたのですが、自分で調整するのもけっこう頻繁にやらないと暑すぎたり寒すぎたりといき過ぎてしまってストレスに。

移動時間くらいは運転や次の作業の段取りに集中したいので、運転が楽なことはとてもいいことだと思います。なので、オートエアコンは欲しい機能のひとつです。

車のエアコン

※画像はイメージです

DXのオプションで選択できない機能

DXはオプション設定のバリエーションも限られているので、よく検討した方が無難です。下記のものはオプション対象外です。

  • オートライト・コンライト(ライト自動点灯、消灯システム)
  • スマートエントリーキー&スタートシステム
  • パワースライドドア
  • ステアリングスイッチ

後付けできるものもありますが、アレもコレもと後付けしていくとGLの価格を追い越していくこともじゅうぶん考えられますので注意です。

 

少しでも快適にするためにしたDIYカスタム

運転しているとエンジン音がうるさすぎたり、乗り心地が悪かったりするハイエースは普段使いにするには不慣れな方だと抵抗がありますよね。慣れてくるとそこもまたいいところなのですが。

そんな私も少しでも快適なハイエースライフを送れるようにとDIYでいくつか手を加えていました。

静音化

ハイエースは基本設計が貨物トラックと同じようにエンジンの上に前席があります。運転時はおしりの下からエンジン音が伝わりやすい設計になっています。ディーゼルエンジンでしたので、運転するときは年中うるさか

そこで、施工したのが制振シートの「レジェトレックス」と防音シートの「オトナシート」です。

前席の椅子を取り外し、内張りを外してエンジンに近い床の鉄板に施工しました。まず、レジェトレックスを千円札くらいのサイズに適当に切ってところどころにペタペタと貼り付け、オトナシートを全体にべったり貼っていきました。

施工した結果、だいぶ静かになったような気がします。騒音計などで測っていないので数値などの根拠はありませんが、運転していて音が大きく聞こえてくる場所がお尻の下からスライドドアのステップ部分に変わった気がします。

激変というわけではなく、ある程度効果がみられたというレベルだと思いますが、自己満や個人差の度合いにより聞こえ方が変わってくるかと思います。私が感じたのは「ハイエースにしては静かなレベル」といったところでしょうか。

やり方に関しては、外部のサイトですがこちらのページが参考になりますので、静音化に興味がある方は見てみてください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/326197/car/1246320/2109823/note.aspx

レジェトレックスとオトナシートはコチラのリンクから↓

断熱

断熱性に関してはハイエースに限ったものではないかもしれませんが、DXの内張りを剥がして見ると断熱に関する素材は皆無といった印象です。車内の環境があまりに外の環境に左右され過ぎると感じたので、後席と荷室の天井と床を試しに断熱してみました。

天井は貼られているパネルをはがし、20㎜厚のスタイロフォームを貼りました。ボディの屋根となる鉄板と内装パネルの間にはすき間があり、そこに詰め込んでいくように両面テープとシリコンシーラントで貼り付けていきました。

床はコンパネ仕上げの床面にしたので、下地として各所に根太を貼り付けてすき間をスタイロフォームで埋めていった感じです。

気になる効果ですが、天井断熱は夏の日光から車内を守ってくれるほか、雨音も防いでくれます。ハイエースの屋根に落ちる雨音ってすごく響くのでやってよかったと思います。床に関しては劇的な変化は感じられないのですが、おそらく冬の底冷えをやわらげてくれていることでしょう。

断熱は住宅に携わっているものとしては奥が深いのできちんと施工したいところですが、割と適当でも効果を感じられるのでおすすめです。現在では断熱(遮熱)塗料の「ガイナ」なる優れものな塗料もあるので、次のハイエースにはそちらを試してみたいなとも思っています。

乗り心地改善

ハイエースバンは基本的に貨物商用車です。したがって、荷物を以下に多く積めるかが優先されているので、人間が感じる乗り心地はあまり重要視されていません。乗り心地を良くしたいなら購入後手を加える必要があります。

ハイエースの最大積載重量は1000㎏とバンのなかではトップクラスの積載能力です。そんなハイエースは人だけを乗せての走行は能力に対して積載重量が軽く、ちょっとした段差で車体が弾んでしまいます。特に後席はリアタイヤの強力なリーフスプリングの影響かすごく跳ねます

そこで、計画したのが比較的素人にもとっつきやすそうに見えた以下の方法でした。

  1. 前輪のトーションバーを緩め、バネの抵抗を弱める。
  2. 後輪のヘルパーリーフのゴムを背の低いものに変える
  3. トーションバーを緩めて下がった車高に合わせて後輪にダウンブロックを装着する(1インチ)
  4. 突き上げたときの衝撃を緩めるために前後ともバンプストップを交換

この内容を全てを一度に行いました。

ひと月ほどは、週末に車高の確認と微調整を繰り返しました。結果的には乗り心地は幾分かマシというところに落ち着きました。乗り心地が悪いのも慣れてしまって(家族は別ですが…)追求するのも諦めてしまいました。どう頑張っても乗用車レベルにはなりませんしね…。

筆者は自分でガツガツいじっていきましたが、安全上注意点が多い作業です。特に、足回りはいじるとアライメントが狂ったりするので、車検時にプロに調整していただきました。実施するときは安全重視でいきましょう

でも、結果的にGLにしておけばと後悔

上記のカスタムの他にもDXには設定がないリアスピーカーを増設したり、ツイーターを付けたり、タイヤハウスに防振スプレーを吹きかけたりといろいろしてみましたが、どれもいい暇つぶしになりました。というのも、絶大な効果はありませんので自己満でやっていた感じですね。

いじっている中でいろいろ思うこともあり、少し気を抜くと「これってカスタム総額や労働力考えるとGL買えた??」という身もフタもない結論が出てしまうこともあり、心が折れそうになります。

結論は
やるならGLをいじっていった方が完成度が高い!
にたどり着きました。

ちょっと奮発してFLEXさんとかで、カスタムの中古を購入するのもアリなのかなという気もします。

親方
中古を狙うのもアリ
車いじりも時間がないとできないからなぁ

まとめ:仕事用の車は目星を着けておくといいね

ハイエースは 仕事のよい相棒としてのイメージも強いですが、休日だってレジャーで大活躍です。釣りやキャンプにはうってつけの車ですよね。見た目カッコよくなってきて操作性も向上しているので、一人親方なら日常使いでも兼用するのは当然の選択肢になりつつあります。グレード選び・オプション選びも慎重に楽しみながらやってみるといいですよ。カスタムも含めて理想にハイエースに目星をつけて置くことをおすすめします。

それでは、ご安全に!

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