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仕事

職人のお供は缶コーヒー。現場に差し入れするときのコツ

職人さんの一服といえば何を思い浮かべますか?お茶、栄養ドリンク、せんべい、カントリーマアムなどさまざま挙げられますが、やはりメジャーなのは「缶コーヒー」ではないでしょうか?

一息つきたいときにサッと飲める缶コーヒーは日ごろ忙しい職人の必需品。味も多彩でいろいろ選べるのもうれしい点です。一服しながら世間話や打ち合わせなど、コミュニケーションにも一役買ってくれます。

この記事ではそんな現場での缶コーヒーの魅力の訳や差し入れの際のポイントを紹介します。

親方
円滑でイイ仕事をするには缶コーヒーは必須アイテムかもな

職人なら誰でも「差し入れ」はうれしい!

職人は基本孤独。

なので、人恋しいときが多い気がします。そんな孤独な仕事の合間にそっと缶コーヒーの差し入れなどをいただいたときには応援されているようでとても嬉しくなります。

また、差し入れ時のコミュニケーションにより人柄がわかることで、さらに丁寧な仕事を心がける職人さんも多い(いつも丁寧な仕事かと思いますが)ことでしょう。

職人と缶コーヒーは相性がいい

この記事での話は義務ではないです。しかし、差し入れの裏にある「心遣い」をやりとりすることは気持ちよく工事を進めるうえでとても有効だと思います。

現場での差し入れといえば「缶コーヒー」。その利点は多くあります。

  • いつでも飲める
  • カフェインで頭を冴えさせる
  • 甘さで脳の疲労を回復
  • みんなで一服することでいいミーティングの時間になる
  • タバコには最適(近年は現場でも喫煙者が減少傾向)

現場で重宝されるのもうなずけます。

職人同士は同じ現場でも各々違う箇所で作業を行うことが多く、コミュニケーション不足から取り合い(それぞれの作業箇所の合わせ目)の部分で行き違いが起きることも…。

そんなミスを防ぐためにも、作業内容の確認やすり合わせを行う打ち合わせは多く設けたいところ。缶コーヒーの差し入れはその流れで打ち合わせをする機会を増やす絶好のアイテムなのです。

差し入れるものは缶かペットボトルがベター

職人は昼休憩のほかに10時・3時の小休憩を取ることが多いです。その休憩時に仕事仲間と雑談しながら今後の作業の打ち合わせをすることがよくあります。ところが、タイミングの問題で時間きっちりに休憩できずに前後することも。そのようなときに好まれるのはいつでも飲める缶コーヒーやペットボトルの飲み物です。

また、缶やペットボトルは埃っぽい現場でも中身を清潔に保てるところも良い点です。急須、湯飲み、ポットのお茶飲みセットもよいのですが、不特定多数が不規則に休憩を取ることも考慮すると缶コーヒーか500mlのペットボトルのお茶などが適当といえるでしょう。

加えて個包装のお茶菓子を添えればベストです。

親方
出してもらえるならなんでもうれしい!

温かい急須のお茶は冷ましてしまうと施主さんに申し訳ないってのがホンネ

職人さんへの差し入れに迷うケース3種

職人さんへの差し入れといってもさまざまなケースがあるでしょう。差し入れをする人の立場別に3つのケースを紹介します。

差し入れにはちょっとしたコツ(してもらうとうれしいこと)があります。人それぞれかもしれませんが、参考にしてみてください。

お客さん(施主)が差し入れるケース

職人もあなたと同じ人間。機嫌がよくなれば仕事も丁寧になる(筆者はそうであった)こともあります。仕事に差をつけるのはあまりよくないことですが、「この人のためならちょっとでも良くしたい」と思ってしまうのは職人だけではないはずです。

差し入れのタイミング

差し入れのタイミングは週に1回でも行けば充分でしょう。逆に、多すぎるとプレッシャーになるかもしれないので、多くても2~3日に1回ほどで現場を見学に行きたいタイミングなどに差し入れするといいでしょう。このとき、アポなしでいってみてもいいですが、連絡してみたら現場監督や工務店の担当者が「せっかくなので」と顔を出してくれることもあるので、ぜひ一報してから行ってみてください。

現場に着いてからの動き

現場に入るときは身近にいる職人さんに挨拶し、入っても良いか確認します。これがけっこう重要で、中が危険な場合や入ると作業に差し障りがあるときがあるので必ずひと声かけましょう。

次に差し入れの受け渡しです。おそらく何日分かを一度に差し入れる形になるでしょう。箱に入れたりして結構な大きさになると思います。職人さんに「これ差し入れですが、どこに置くといいですか?」と確認してみましょう。邪魔にならない場所を教えてくれます。親切な職人さんであれば運ぶのを手伝ってくれることもあるでしょう。

差し入れが済んだら作業の妨げにならない程度に雑談したり現場内を見学させてもらったりしてもよいでしょう。このとき、突発的に思いたった要望などは、職人さんに言わずに施工を担当する工務店や現場監督(現場代理人)に伝えるのがおすすめです。小さなことでも意外なところに影響を及ぼすことがありますので、必ず現場の中心人物となる人に相談することをおすすめします。

職人側からしてみれば差し入れなんていただけるだけでいい気持ちになるものです。飲み物などは季節に合わせた温度で差し入れたりすれば、より良い仕事をしてもらえるかもしれません。

親方
うれしいものはうれしい
気持ちは上がっちゃうよね

同僚・取引先現場へ差し入れるなら

ここでは社長さんや現場監督さん、営業さんや他職種の職人さんなどに向けたケースを紹介します。

建築の仕事では、無理をしないと時間的に間に合わない時や優先して作業してほしいことが出てきますよね。このような時に頼りになるのは周りの人たちです。いざというときのために日ごろの付き合いが大事です(頼り過ぎは嫌われちゃいますが)。

普段からマメに現場に差し入れをすれば、職人さんたちと打ち解けることができるでしょう。あの人見知りな職人さんも回数を重ねれば笑顔で話しかけてくれるかもしれません。

お客さんの好みや不可抗力で状況が変わるのは現場ではあるある。施主も職人もスタッフもよりよい工事にしたいという気持ちに変わりありません。ですので、円滑に現場が回るように良いコミュニケーションを取っておくのは大事な仕事です。

親方
シャイな俺でも頻繁に来てもらったら愛着湧くもんな

缶コーヒーに添えると喜ばれる差し入れ

缶コーヒーやお茶を飲むときに会ったらいいなと思うものといえばお茶うけ。ついついしょっぱいものや甘いものが欲しくなります。現場に飲み物を差し入れする際はお茶うけもいっしょに持っていくと喜ばれます。

ほかにもいっしょに添えるものはたくさんあり、

  • お菓子
  • おしぼり
  • ポットに入れた暖かい飲み物(冬場)
  • お酒

などが挙げられます。

お菓子は好みがあるので甘いものや塩辛いものなど多少バリエーションがあるとベターです。また、お酒は持って帰って飲んでもらうものなので、手軽に持ち歩きやすい缶ビールや缶チューハイがいいですね。

正直、飲み物に添えるものはなくてもよいと思います。差し入れしてもらう方としてはその気遣いだけでもありがたいと思います。普段あまり接することがないため、あまり気持ちを伝える術がないケースも多いですよね。その気持ちを伝えるためには差し入れは役立ちます。

頻繁に現場に来られないとき

差し入れをしたいが現場まで遠い。また、忙しくてなかなか現場に行く時間がない。そんな方もかなり多いと思います。このようなケースではマメな行き来はむずかしいので、行けるときに多めに差し入れを置いてくるのがいいでしょう。

やっと行く時間が取れても土日や祝日だったりすると職人は休日でいなくて空振り…ということもあります。置いておくときに差し入れとちょっとしたメモ書きを添えれば誰が持ってきたかもわかり、職人さんに差し入れできます。届ける場所などは現場担当者へ連絡すると差し入れを置いておける場所を教えてくれますので聞いてみましょう。

ケースで置いておく

缶コーヒーやお茶は常温で飲んでもそこまで気になりませんよね。ですので、24本ケースなどを買って届けるのもいいと思います。最近ではAmazonや楽天で直接現場に配達依頼するのもアリなのでは(私見ですけどね)と思います。

クーラーボックスを使うと便利

暑い時期は冷たい飲み物を欲します。特に現場はエアコンやクーラーがないところが多いので冷たいものはまさに恵みの水。冷えているほどうれしいなんて方もいるかもしれません。現場で少しでも冷たいものを飲んでもらいたいのならば、クーラーボックスが現実的でしょう。

保冷剤や氷と一緒に飲み物を入れておけばいつでも冷たい飲み物を飲めて、氷は火照った身体を冷やす目的にも使える。まさに一石二鳥といえます。通販サイトで検索するといろんなサイズや形のものが出てくるので、現場の人数に合わせて選んでみてはいかがでしょう。

まとめ:差し入れはコミュニケーションのきっかけ

ここまで現場への差し入れについてご紹介してきました。どうしても最初は気が引けちゃいますが、ご自身が施主になって工事を進めることは人生でも何回もないことだと思います。

気持ちいい工事にするためにも職人さんとは良いコミュニケーションを取りたいところです。差し入れはその第一歩として非常に有効な手段です。職人さんをその気にさせる差し入れの匠になってみてはいかがでしょう。

親方
缶コーヒー飲んでますますベストを尽くすぜ!

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